ArrowVision2実証実験のご報告
2021年09月17日より20日までの4日間、東京ドーム様主催で、東京ドームシティ プリズムホールにて「ハンドメイドフェス」を開催されました。
アローテックでは、新製品サイネージ「ArrowVision2」の2021年10月1日の発売に先駆け、東京ドーム様の全面ご協力のもと実証実験を行いました。
実証実験の主な内容
①.お客様ご自身での運用(コンテンツ作りと実際のサイネージへの反映)がどこまで可能かの検証 |
②.インターネットを利用したリアルタイムコンテンツ他、多機能コンテンツの自動更新のスムーズさの検証 |
③ .ArrrowVision2を円滑に稼働するためのネットワーク(Wi-Fi)の範囲や速度の検証 |
①.お客様ご自身での運用(コンテンツ作りと実際のサイネージへの反映)がどこまで可能かの検証
今回の弊社新サイネージ「ArrowVision2」の最も得意としているところは「コンテンツ作成の容易さ」です。
大きな特長として
・SNS連携の容易さ
・リアルタイムコンテンツ配信の容易さ
・コンテンツ配置のフリーレイアウト
の3つが挙げられます。
今回東京ドーム様は、 5台のサイネージを、①券売案内、②入口のコロナ関連告知、③入場後の会場案内、④会場インフォメーション、⑤出口の5か所に分け、それぞれを場所に即したコンテンツを作成し運用致しました。
事前にマニュアルとサンプルコンテンツをお渡しし、30分ほど作成過程のデモをご覧いただいただけでしたが、数時間程度で作成方法をマスターされ、当日は5つのサイネージに天気予報や時刻、動画、動く文字などを駆使し、それぞれの設置場所に応じた別々の動きのあるコンテンツを表示されておりました。またあいにく2日目の台風にて外で併設開催されておりました「ハンドメイドマルシェ」の中止に関しても、当日中止決定後、すぐに中止コンテンツを配信するという素早い対応をされておりました。
なお今回コンテンツ作成に携わって頂いたご担当は、システム専門の担当な専門ではなく、実際に運営担当の方々でした。
東京ドームご担当者の評価としては、「大変簡単で使いやすい」「PowerPointを知っていれば誰でも簡単にコンテンツが作成できる」と高い評価を頂きました。
②.インターネットを利用したリアルタイムコンテンツ 他、多機能コンテンツの自動更新のスムーズさの検証
東京ドーム様が作成されたコンテンツは、上記に記した通り、「天気予報」「時刻表示」「動画表示」「動く文字」「スライドショー」などArrowVision2のコンテンツ作成機能をフル活用した画像を作成頂きましたが、4日間終日トラブルなくリアル更新がなされ、稼働することを確認できました。
③.ArrrowVision2を円滑に稼働するためのネットワーク(Wi-Fi)の範囲や速度の検証
ArrowVision2はSNS連携などリアルタイムでの更新を多用出来るため、使い方によっては、別途ネットワークが必要になる場合が考えられます。(*テストではYouTubeのストリーミング配信以外では、多くの帯域を独占することはございませんでした。)その際、別途ネットワーク工事という事になると工数や費用が嵩む可能性がございます。
そこで今回、ソフトバンク株式会社様からコンセントを差すだけでインターネット環境が構築できる「Internet PlusシンプルフリーWi-Fi」をご提供いただき、検証を行いました。
東京ドーム様のプリズムホールは、2800平方メートルと大変大きなホールとなります。Wi-Fiが届くか不安な面がございましたが、出口方面では一部電波が弱い部分もございましたが、大きな問題なくサイネージをオンライン環境で利用することが出来ました。
ソフトバンク様の「Internet PlusシンプルフリーWi-Fi」はその名の通り、コンセントを差すだけでWi-Fi環境を構築できますが、それだけでなく、業務用Wi-Fi・お客様用フリーWi-Fiの2つの機能を持っております。従って、サイネージやPOSなどの業務に利用しながら、インバウンド顧客などへフリーWi-Fiをご提供可能です。
当日のサイネージ稼働の模様
ArrowVision2の実証実験結果は以上となります。
最後に、今回「ArrowVision2」の実証実験に際しご協力いただいた各社様に感謝申し上げます。
会場ご提供:株式会社東京ドーム様
STBご提供:株式会社GODSPEED様
Wi-Fiご提供:ソフトバンク株式会社様
ありがとうございました。